ウトノキフ神話 Edit

外なる存在 Edit

無限なるものウトノキフ Edit

眠らず夢見るものムーミン Edit

空なき地に住まうもの蛍光灯 Edit

奉仕種族 Edit

ジ=エン Edit

異形を語る者 Edit

ある語り部 Edit

ああ、なんということであろうか。まさかあんな存在に出会おうとは。
私はあんなものが生まれうるなどとは思ってもみなかったし、誓って言うが、
生まれて欲しいとすら思ったことはない。

あれは、一体なんなのだろう。あの、叩いても叩いても、まるで何も無かったかのように蘇るあれは。
あれは、一体なんなのだろう。こちらの忠告が、指導が、懇願が。攻撃すらも全く通じないあれは。
あれは、ほんとうに一体全体、なんなのだろうか。

簡単な普遍的事実として、SS国家というのは、SS、もしくはFF。または絵で出来ている。
当然ながら、AAはそこに含まれない。
しかし、あれは平然とSSに混ぜてみせた。

自分の領土を切り開いた時。それを著名な国家で公布するのは良い。しかし、それは一度で十分なはずだ。
しかし、あれは何度でもやってのけた。
しかも、追放に限りなく近い形で追い出され、仕方なく作った領土をだ。

批難が巻き起こり、暴動の恐れまであるので、その名での行動を禁じる。
そう命じられたら、普通の人間ならば、その国には二度と足を踏み入れないはずだ。
しかし、あれは名を変えて、しかし顔を変えず、簡単な変装すらもせずに、平然と足を踏み入れてみせた。

あれは、一体なんなのだろう。
あれは、一体なんなのだろう。
あれは、一体なんなのだろう。

私は恐ろしい。あれが、あれが、もうそこまでやって来ている。
ブログヲツクリマシタ。という、あれの鳴き声が聞こえてくる。
ああ、今、もう固く閉めてあったはずの扉を開けて……

――ある理想郷国住人の手記より抜粋――


ふきのとう


*1 一説ではドリームランドではないかと言われている
*2 其処が理想郷だと声高く主張する者も多い

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